■あらすじ
学校は文化祭シーズンに入り、緒花たちのクラスでは二人の姫、「結名姫」と「民子姫」を称えて
「姫カフェ」と名付けられた普通のカフェをやることになる。
テンション上がりっぱなしの緒花に対し、一方的に料理担当を押し付けられた民子は不機嫌一直線。
しかし徹が文化祭を覗きにくるという話を聞きつけた途端に俄然やる気になる天邪鬼ぶりであった。
そんな中時折、菜子の表情は暗い。
それはクラス一丸となって文化祭をもり立てている緒花たちのクラスとは対照的に、菜子のクラスでは水野という女子と二人きりで出し物の準備をしているという状態になっていたから。
そして緒花のクラスでも問題が発生する。
仕事モードになった民子は与えられた環境からベストと思われるメニューを選出するが、その中に他の女子が希望する料理が入っていなかったために意見が衝突してしまう。
頑として引き下がらない民子は、相手の主張が身勝手だと激昂するが……