季節は秋。竜司たちは山奥でキャンプを楽しんでいた。
そこに突然現れた翼の生えた人間…
ブルードラゴンの「サフィ」と名乗るその少女は、オニキスを瀕死に追いやった竜司に復讐するためにやってきたのだった。
しかし、ドラゴンとしてはまだまだ未熟な彼女は、本来の力を発揮できずにあっさりと撃退されてしまう。
あくる日、ローズが一人のところを待ち伏せていたサフィだったが、やはり自爆。
そんな姿にローズは警戒心を解き、彼女を家に招き入れる。
同世代のドラゴンとして気が合うのか様々な話をする二人。
その中でローズは大人になるための通過点として「成竜の儀」が必要であることを知らされる。