【selector infected WIXOSS】(最終回)
最終回でよく見られるSE付きオープニングで笑いを提供して
心の緊張を解きほぐしてもらおうという制作側の粋な計らい。
入れ替わりを分かりやすくする演出なんだけど
やっぱり伊緒奈にウリスの声はあわないなー。
でも「クッソタレさん」がまさかあそこに繋がるとは……
2期への繋ぎとしては申し分ない怒涛の展開で
久々に心躍るような気持ちよさだった。
実に秋が待ち遠しい。
【それでも世界は美しい】
ババがリビを試そうと計画した茶番との予想に反して
本気でニケを取り戻そうとしていた。
確かに特別な存在だし、外国で秘術を連発しているから
どんな手を使ってでも止めたいわな。
でも仮にリビが死んでいたら個人のケンカもへったくれもなく戦争ですな。
てっきり最終回と思っていたのにもう一波乱ありそう?
予告だけではさっぱり読めないがあと一回楽しめそうで良かった。
【キャプテン・アース】
麻野田組はカジノから地下闘技場とかなり手広くやっており
周囲にはデザイナーズチャイルドがゴロゴロしているが
どうも組織はその事には気づいていなかったみたい。
八百長しないで、勝敗が見えている試合にオッズを1.2に
設定しているのはあまり賢いとは思えないけど。
今回は伏線をバリバリ仕込んで次回へと持ち越し。
最近はロボットバトルを控えて本筋を進めていこうという算段かな。
【僕らはみんな河合荘】(最終回)
ズカズカと相手の領域に入り込んで勝手に気を回すとか最悪だ。
律を見限るようなマネをした前村にひとつの制裁も課さず
「そんなもんだ」と片付けてしまうのは何とも歯がゆい。
結局は律の交友関係は広がらずに宇佐に帰ってしまうのは
宇佐としては良くても寂しいもんだ。
登場人物はそれなりにいたのにほとんどは河合荘の面子で
小さくまとまってしまい、もっと色々と出来たんじゃ……と、
惜しい感じな作品だった。
【極黒のブリュンヒルデ】
えっと……これはダイジェスト版か?
研究所に対抗するレジスタンスが現れ、
前回登場したばかりの初菜が溶けたと思えば
小鳥の謎が明るみに出た途端に世界の終焉がやってくるという
ものすごい展開に開いた口が塞がらない。
着実に積み重ねてきた実績を何の躊躇も無く蹴り飛ばすような暴挙ですわ。
【龍ヶ嬢七々々の埋蔵金】(最終回)
戦場が目の前の七々々コレクションを放棄するほど
追い詰められているとは思えないのだが、能力の条件が
まったく不明のため、視聴者としてはモヤモヤしたまま
事態を眺めるしかなかった。
七々々の真意よりも重護がなぜそこまでして
コレクション集めに勤しむのかが最後まで解らなかった。
熱血系でもなく頭脳派でもなく実体がつかめない
フワフワした印象が最後まで拭えない。
それが作品全体にも表れていると感じたかな。