■あらすじ
アリアたちはボディガードとして数日の間 白雪の周囲を警戒していたがデュランダルの存在は一切確認できなかった。
デュランダルが白雪を狙っているという確証はなく、またアリアの私的な理由から今の状況に陥っていることにキンジは不満があった。
アリアに説明を求めるも「武偵としての直感だ」との一点張り。二人の意見は噛み合わず、最終的には喧嘩別れとなってしまう。
一人で白雪の警護をすることになったキンジは、未だに星伽家に縛られて自分を諦めている白雪を元気づけるために花火大会に連れ出す。
結局花火を見ることはできなかったが、キンジと二人きりで過ごせただけで彼女は満足そうであった。
その時、白雪の携帯にデュランダルから犯罪予告のメールが届く。しかし彼女はその事をキンジに伝えようとはしなかった。
■悲運なヒロイン演出?律儀に予告メールを送る犯罪者とそれだけを当てにしているS級武偵。
「論理的な説明は苦手」と女の直感だけで食い下がるアリアさん、そりゃあキンジに限らず誰だって納得いかないですよ。
挙げ句の果てに「誰も私を信じてくれない」と逆切れする有様……これはヒドイ……。
そして、白雪姫はメールの件をキンジには明かさずに自分だけで決着をつけようとします。
大切な人を巻き込みたくないのは分かりますが、それならばそもそもボディガードを認めなければいいのでは?
花火大会の時点で教えていればアリアも嬉々として参戦してくれるはずだし、対抗策も打てたでしょう。
改めて振り返ると、感情面で墓穴を掘るパターンが多いような……
『第7話:かごのとり』を読み解くキーワード
羽をのばす 浴衣に下着は邪道 武者巫女トモエ