■あらすじ
六路の企みによりチップに爆弾が仕込まれていたことを知らない丸太は、シロの行動を激しく責める。
仲間の犠牲をすべて無駄にされたと勘違いした丸太はシロを殴りつけ「二度と顔を見せるな」と言い放つ。
荒れ果てた所長室に戻りポロポロと涙を流すシロの前に現れた中性的な顔立ちをした少年。
咲神トト──その少年こそ、シロに爆弾の存在を教えた人物であった。
作戦の失敗によりスカーチェインのメンバーは半分以下に減り、誰もが希望を失いかけていたが、唐子は罪の枝の能力を持つ自分たちが証人になればいいと再起を促す。
それに賛同するメンバーたちの間には新たな希望が生まれつつあった。
しかし、その希望は墓守(アンダーテイカー)を引き連れた六路によって踏みにじられようとしていた。
■手痛いすれ違いシロの説明不足によるところが大きいですが、身を呈して丸太を守ろうとする彼女の姿に誰も爆弾の存在を疑わなかったのだろうか。
(弾薬庫に放り込むという演出でその部分をカバーしているのでしょうが、ちと無理がありますね。)
そしてまさかのグーパン。丸太マジ切れの証。
しかし、この怒りが最終的に自分の後悔につながるところで丸太の情けなさが最高潮に達します。
主人公なのだから、そろそろズッパシ決めてもらいたいものですね。
『第10話:墓守(アンダーテイカー)』を読み解くキーワード
凪の本性 特に歌っている様子はない キャラクター紹介