■あらすじ
30歳、ごく普通のサラリーマン河内大吉の元に実家から祖父・宋一の訃報が届く。
葬儀のため実家に戻った大吉は、そこでりんどうの花を手にした少女・りんと出会う。

そのときは誰か親戚の子供だろうと特に気にしなかったが、後ほど母からりんは「
祖父の隠し子」であるという衝撃的な事実を聞かされる大吉。
父親である祖父は死去、肝心の母親の行方はわからず、親戚一同はりんの扱いに困りよそよそしい態度をとる。
子供ながらにその雰囲気を感じ取っていたりんも周囲に溶け込めずに孤立していた。

葬儀も無事終了し、りんの今後を考えるため親戚会議が開かれる。
当然ながら祖父の子供ということ意外に素性の知れないりんを引き取ろうという人間は現れず、最終的には施設に預けようという判断に。
まるで腫れ物を扱うような親戚たちに我慢がならない大吉は、自分がりんを引き取ろうと決心する。
■ス、ストライクかわいい幼女は正義!というわけで、ノイタミナ系特有の優しげな空気を醸し出すアニメが始まりました。
私はこういうシチュエーションの作品に弱いのですが、決め手はりんの可愛らしさにありますね。
(過去、幼女同居ものとして秀逸と思ったのは“紅-kurenai-”ですね。あれもヒロインの紫がヤバかったです)
主人公が30歳のぱっとしないサラリーマンというのも非常に好感がもてます。
お金も時間も余裕がない中での子育て奮闘記、自分も同じ境遇になったときの教科書的作品になるかもしれない!? 期待大です。

『第1話:りんどうの女の子』を読み解くキーワード
6歳の叔母 祖父の好きな花 うんこばくだん