■あらすじ
貴志の鞄にいつの間にか入っていた不気味な人面石。
その場に居合わせたヒノエが石を外へ蹴り飛ばすが、翌日になってその石は再び貴志の元に戻ってくる。
ヒノエの説明によると、石に憑依した妖怪が貴志の強い力に惹かれているらしいとのこと。

学校では文化祭を控え、タキをはじめとした皆がこのイベントを楽しもうと張り切っていた。
誰かに危害が及ぶことを恐れていた貴志は、文化祭の準備に追われながらも常に周囲を警戒する日々を送る。
そして何事もなく、文化祭当日を迎えるが……
■心の友よ貴志には大きく分けて2つのグループと付き合いがありますが、今回は北本・西村グループとの強い繋がりを感じさせるお話でした。
ちゃんと友人を叱ることのできる北本・西村は本当にいい奴らです。
貴志が抱えている問題にあえて深く突っ込まないのも思いやりからでしょう。
タキ祖父の呪術があれば妖怪の存在を証明できるけど、それはあまりに安易か……
でも、いつか本当のことを明かせる日が来ればいいですね。
今まで気になっていたけど、この世界では貴志はやはり美形なのですね。モテモテやん。
『第9話:秋風切って』を読み解くキーワード
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