■あらすじ
大きな落雷のあった翌日、貴志はその現場近くで不思議な光を目にする。
そして突然やってきた突風に襲われるが、その場に居合わせた田沼が貴志を庇う。
その日を境に田沼は身体の異変を訴えるようになり、また貴志は学校内で不穏な妖怪の影を見るようになる。

妖怪の気配を感じた貴志が現場に急行すると、辺りには粉々に割られた鏡が散乱していた。
と同時に右目を襲う激しい痛み。
ふいに鏡の欠片を手にすると、不思議と痛みがおさまっていく……
同行していた田沼にその欠片を見せようとしたとき、彼の様子は明らかにおかしかった。
それは人ならざるものの気配……
■ふたりだけの世界生天目妖怪の依頼により、鏡の探索に乗り出す貴志・田沼・タキの三人。
しかし、姿はおろか気配すらも感じ取ることのできないタキは完全なお荷物状態。
タキも頑張っているのだから、ふたりともせめてリアクションくらいはしようよ……
シーズン3では、1つのエピソードに良い妖怪と悪い妖怪を登場させるパターンが多いですね。
もしかして、あのカナヅチ妖怪が生天目妖怪の言っている友人なのかな?
これはハンカチを用意する必要があるかも
『第10話:割れた鏡』を読み解くキーワード
虚弱 ウォンチュー 友人