■あらすじ
ある日、突然姿を見せた仮面の妖怪。
その妖怪のことを貴志は知っていた。そして同時に蘇る恐怖の感覚。

妖気にあてられ寝込んでしまった貴志は、あの妖怪と出会った頃の夢を見ていた。
それはまだ貴志が、ニャンコ先生とも藤原夫妻とも出会う前のこと。
■愛され上手これは怖い。
一方的に同棲宣言されたうえに、拒否しようものなら外堀を埋めていく陰湿な手口を行使してくる。
しかも忘れた頃にやってくるというのがダメージでかいですね。
仮面妖怪は例外なく美形というセオリーが今回で見事に崩れ去ってしまいました……声は美しいのに残念。
今回は恐怖と共にホロッとさせられる温かいお話でした。
ただ、ステイ先の息子さんが結構いい人だったのが以外ですね。
『第12話:帰る場所』を読み解くキーワード
パセリ 妖封じの穴 誰も待っていない