樹海との力量差をまざまざと見せ付けられたメリーたち。
由衣とエンギに協力を頼むため光凪医院へ向かうが、そこには千鶴の姿も。
千鶴が展開した白昼夢の中、彼女を器としている夢魔「レオン」が姿を見せる。
レオンはかつて樹海と戦ったがことがあるが力及ばず、自分一人を残しすべての仲間を失い、そして、復讐のため器として適していた千鶴に憑いたと語る。
樹海は人間の負の感情の溜まり「悪夢の狭間」より生まれた存在。
現状で樹海に対抗できる手段は、レオンが所持している「銃」のみしかない。
だが、肝心の「弾丸」が無い。その弾丸を精製するために今まで樹海の凶行を影で見ていた二人。
あと少しで弾が完成するというときに、千鶴の前に現れた勇魚。
皮肉にも彼女の存在が、千鶴の心を大きく揺り動かし、迷い、後悔させる結果となってしまっていた…
試験期間終了までの時間を与えられたメリーたちが考えた作戦、それは「レッツ神風特攻!」
樹海に触れることすらできなかったのに、エンギの力を加えれば勝てると思ったのか…
もう器の人間を直接襲っちゃえばいいんじゃね?と思うのは私だけでしょうか?
9時に閉まる店へ9時に行くというあの人。いやいや、お店の人に迷惑かかるでしょうが。
それを嫌な顔ひとつせずに受け入れる勇魚はやっぱりいい娘や…
『夢喰いメリー:第12話 夢中』を読み解くキーワード
喫茶店 夢を信じる